穢翼のユースティア感想1 フィオネルート

一応予約してたんですが、いろいろあって回収しにいけず開始が遅くなりましたと。

個人的に好きなキャラは後回しにしたくて、序盤の印象からフィオネとエリス(他にティアしかまともにはでてきてないですけど)が好みの感じでしたので後回しにしようと思って最初ティアルートを目指してみようと思ったんですが、やっていたらどうも車輪とかG線上の魔王みたく、各キャラの話を進めていく形式っぽかったんで予定変更してフィオネルートからにしました。


主人公に声がボイスが入ってることや今回の作風の変化とも合わせていろいろチャレンジしてるのかなオーガスト


んー...何かこのやり方が失敗したんじゃないかと不安に思えたり。
どうも薄さが抜けないんだよなあ。
なんというか付き合い始めてから一騒動ぐらいあってもよかったんじゃないかと思ったり。

そこまではシナリオに引きずり込まれる感じでよかったんですけどね。
ただ、なんというかフィオネが進むべき道はこれじゃないって感じがするんですよね。
自分の道を...とのことでしたけど正しいのはルートに入らない方のフィオネが兄を斬る方向での動き方だと思うんですよね。
いや、格好良くてかわいくてでも弱いところがあるってのは凄く好きですよ。ただ、兄があのように託してそこから進めてないように感じる。

「お前が剣を振るのだ……決して剣に振られるな」
「何が正しいか……自分の目で見極めて、な」
多分最後のルートのころまでには彼女が自分の正義を貫くところが見れるんだろうとは思いますけどむしろ彼女のルートでこそそういった兄の正義を元に自分の正義を作りなおして、貫いて欲しかったなとも。

というかこのルート自体も兄のこの一言に全てが集約されてると思うんだよなあ。
何が正しいか、それを誰かに決めさせるんじゃなくて自分で見極めて決めなくてはいけない。
フィオネが「牢獄」でカイムらとふれあううちに自然にそれを感じてそして兄のその言葉を受けてといった形かな。

ぶっちゃけここが全部フィオネの話だと気づくまでは黒羽はジークを予測して長く続くかとも思ってたんだけどなあ。
個人的にジークは見た目以上にあくどいことやってそうな気もするけど最終的に裏切らないのかなとも思ったり。後半はオーガストだからってのもありますが。へーじの例考えると友人を悪人にしない気がする...そういやけよりなで誰か男親友っていたっけ? 

んー...なんというかメインルートの犠牲にされた感がぬぐえなくもない。リトバスの姉御のときみたく、俺の好きなキャラはこうなりやすいのかなorz
次のルートはエリスっぽいし、そうならないことを祈ろう。

なお、割とどうでもいいことではあるけどクリア後に追加されるおまけ的なので台所でのシーンがあったが、そういうのはエプロンをつけるもんじゃないかと思ったり。他のキャラで台所があったらそういうのに期待...いや、エプロンフェチじゃないから台所シーンがないなら別にエプロンでてこなくていいんだけど。

余談だけど1章(最初のセーブしますかまでを勝手に序章と置いて、その次を1章と見てます)終了時点でティアのCGが4個目まで埋まってるんだけど2個目が空いてるんだよなあ...何か取り損ねたか、この後にあるのかどっちだろう。基本順番っぽい感じがするけどティアの3番目と4番目は確か4番目のが先にあったはずだからそうともいえないし。
一回止まってつけてから止まるまでの間に読んだシナリオや見たCGの記録が消えて早送りで回収したのが影響してるのだろうか。
まあ、全ルート終わっても埋まらなかったら最悪セーブデータ上がるだろうから落としに行くか。