FORTUNE ARTERIAL感想4 白ルート

白ルート終了。

白ちゃんは基本的に見てて癒されます。可愛さが半端ない。雪丸とのセットでさらに二割増しされますし。

しかし、それゆえにやはりというべきか彼女のルートである以上、当然どうにかしなくてはいけない問題がでてくるのですが、余計に痛々しく感じるようにも。


東儀家のしきたりという問題。
ただ、彼女達を縛るのならともかくせーちゃんもとい征一郎が言うようにそうではなく、生き方そのもの、「自分が尊敬する人たちが守ってきた生き方が、そのまましきたりになっている」とのことであるために余計に否定しにくいものとなってしまっている。

何よりもシスコンとすら言われる(というか大抵そのもの)征一郎は白ちゃんの幸せを願っている存在だからこそ余計に。


征一郎から孝平か舞かの選択を求められた白ちゃんは後者を諦めようとするものの、本当は舞いたいという気持ちを聞いた孝平が彼女を送り届ける。

事情も聞かないで原チャリを貸してくれるへーじがいいやつ過ぎる。まあ、ほとんどみんないいやつですが、これぞ親友の鏡と言った感じでしょうか。

そして、本番の舞ですが、二人で合わせるのは今年初めてにも関わらず、阿吽の呼吸で舞う。
舞うシーンはCGで実際に動くわけではないですが、かなり綺麗でした。その前の演出もよかったですし。ここに限らず、白ルートは綺麗なCGが多いと思います。
ここで流れる曲「moment(?)」もかなりマッチしていてよかったです。

できればアニメとかで見てみたいところかな。
ただ、アニメになったら瑛里華優先だろうからないんだろうな...
夜明けよりの方のアニメはどうだったんだろう。



最後は白ちゃんを東儀家から追放という形かつ、両親ともに元に戻らぬままで完全なハッピーエンドではないのかもしれませんが、それでもいいストーリーだったのではないかと思います。

ややトゥルーエンドへの伏線のために疑問が残るところもあるけど、それはしゃあないでしょう。


瑛里華ルートのときにも出てきたけど、紅瀬使用のロシアンたこ焼き恐るべし...